この記事では、コロナの冷房専用窓用エアコンCW-1626RとCW-1826Rの違いを比較します。冷房能力や対応畳数、消費電力など、購入前に判断材料となる仕様を項目別に確認していきます。
結論として、コンパクトな個室で電力使用量を抑えながら使いたい場合はCW-1626R、より広い部屋や高い冷房能力を重視する場合はCW-1826Rが候補です。本体サイズと重量は同じですが、冷房性能と電力に差があります。
CW-1626Rは4~6畳程度の個室を中心に考える方、CW-1826Rは6畳を超える部屋や冷房能力に余裕を求める方に向いています。ただし、対応畳数は50Hzと60Hzで異なるため、使用地域も含めて判断することが大切です。
CW-1626RとCW-1826Rの比較結果を先に結論
CW-1626RとCW-1826Rは、どちらもコロナの冷房専用ウインドエアコンです。基本機能や本体サイズは共通していますが、冷房能力、対応畳数、消費電力、期間消費電力量などに違いがあります。
まずは全体像を確認し、その後で6項目を詳しく比較していきます。
比較表で主な違いを確認
2機種の位置づけを大まかに整理すると、次のようになります。
| 比較ポイント | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| 冷房性能 | 標準クラス | より高い |
| 向いている部屋 | 小さめの個室や寝室 | やや広めの個室 |
| 消費電力 | 小さい | 大きい |
| 期間消費電力量 | 少ない | 多い |
| 本体カラー | シェルホワイト | シティホワイト |
| 本体サイズと重量 | 同じ | 同じ |
最も重要な違いは、CW-1826Rのほうが冷房能力と対応畳数の上限が大きいことです。一方、CW-1626Rは消費電力と期間消費電力量が小さいため、必要以上に大きな能力を求めない場合に選びやすい仕様です。
サイズや重量の違いで選ぶ2機種ではないため、設置スペースよりも部屋の広さと必要な冷房能力を基準に考えると整理しやすくなります。
どっちを選ぶかの結論
選択の基準を簡潔に整理すると、次のとおりです。
| 重視すること | 候補 |
|---|---|
| 4~6畳程度の個室で使いたい | CW-1626R |
| 消費電力を少しでも抑えたい | CW-1626R |
| より高い冷房能力が必要 | CW-1826R |
| 7~8畳程度まで視野に入れたい | CW-1826R |
必要な畳数を満たす範囲で選ぶならCW-1626R、冷房能力に余裕を持たせたいならCW-1826Rという考え方が基本です。
ただし、畳数の目安は住宅構造や部屋の向きなどでも変わります。また、50Hz地域と60Hz地域では公式の対応畳数が異なるため、単純に「6畳用」「8畳用」という表示だけで決めないようにしましょう。
CW-1626RとCW-1826Rを6項目で比較
ここからは、CW-1626RとCW-1826Rを6項目に分けて比較します。冷房能力と対応畳数だけでなく、使用時の電力や本体カラー、共通機能まで確認すると、自分に必要なモデルを判断しやすくなります。
冷房能力を比較
| 周波数 | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| 50Hz | 1.4kW | 1.6kW |
| 60Hz | 1.6kW | 1.8kW |
冷房能力は、50Hzと60HzのどちらでもCW-1826RがCW-1626Rより0.2kW高く設定されています。
広めの部屋や冷房能力に余裕がほしい場合は、CW-1826Rが選択肢になります。一方、小さめの個室や寝室など、CW-1626Rの能力範囲で足りる環境では、能力差だけを理由に上位側を選ぶ必要はありません。
部屋の広さだけでなく、日当たりや住宅構造などの条件も考慮し、能力不足にならないように選ぶことが大切です。
対応畳数を比較
| 周波数 | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| 50Hz | 4~6畳 6~10平方メートル |
4.5~7畳 7~11平方メートル |
| 60Hz | 4.5~7畳 7~11平方メートル |
5~8畳 8~12平方メートル |
CW-1826Rは、CW-1626Rより対応畳数の上限が1畳広く設定されています。50Hzでは最大7畳、60Hzでは最大8畳が目安です。
7畳前後以上の部屋まで想定する場合は、CW-1826Rの対応範囲を確認する価値があります。反対に、4~6畳程度の個室が中心ならCW-1626Rも十分に候補になります。
なお、適用畳数は平均的な住宅を基準とする目安です。最上階の部屋や西日の強い部屋などでは条件が変わるため、畳数だけで機械的に決めないことが重要です。
消費電力を比較
| 周波数 | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| 50Hz | 550W | 595W |
| 60Hz | 635W | 700W |
消費電力は、冷房能力が高いCW-1826Rのほうが大きくなっています。50Hzでは45W、60Hzでは65Wの差があります。
必要な冷房能力を満たしているなら、消費電力の小さいCW-1626Rが電力面では有利です。ただし、能力が不足する部屋で小さいモデルを無理に選ぶのではなく、まず必要な対応畳数を満たすことを優先しましょう。
実際の電気使用量は、運転時間、設定温度、外気温、部屋の断熱性などによって変わります。定格消費電力だけで実際の電気代を一律に決めることはできません。
期間消費電力量を比較
| 周波数 | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| 50Hz | 350kWh | 384kWh |
| 60Hz | 400kWh | 432kWh |
期間消費電力量もCW-1626Rのほうが少なく、50Hzでは34kWh、60Hzでは32kWhの差があります。
部屋の広さがCW-1626Rの対応範囲に収まるなら、期間消費電力量の少なさも選ぶ理由になります。CW-1826Rは電力使用量が増える代わりに、より高い冷房能力と広い対応範囲を持つモデルです。
両機種の比較では、消費電力量だけを見るのではなく、必要な冷房能力とのバランスで判断しましょう。
本体カラーを比較
| 項目 | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| カラー名称 | シェルホワイト | シティホワイト |
| 型番上のカラー記号 | WS | W |
2機種はどちらも白系ですが、メーカーのカラー名称が異なります。CW-1626Rはシェルホワイト、CW-1826Rはシティホワイトです。
性能だけでなく、設置する部屋の内装や窓まわりとの見た目の相性を重視する場合はカラー名称の違いも確認ポイントです。
ただし、カラーの見え方は照明や周囲の色によって変わるため、名称だけから色味の差を大きく断定することは避けたほうがよいでしょう。
サイズと重量と共通機能を比較
| 項目 | CW-1626R | CW-1826R |
|---|---|---|
| 高さ | 750mm | 750mm |
| 幅 | 335mm | 335mm |
| 奥行 | 240mm | 240mm |
| 質量 | 21.5kg | 21.5kg |
| 電源 | 単相100V | 単相100V |
| 冷媒 | R32 | R32 |
本体サイズと重量は2機種で同じです。そのため、CW-1826Rを選ぶと本体が大きくなって設置スペースが増える、という違いはありません。
サイズと重量が共通なので、2機種の選択では冷房能力と電力使用量の違いが中心的な判断材料になります。
また、両機種には次のような共通機能があります。
- 内部乾燥モード
- ドレン水除菌
- おやすみ自動運転
- 自動運転
- 低振動設計
- 防カビフィルター
- 洗えるパネル
- ドライ運転
- 12時間切・入タイマー
- ノンドレン機構
- 液晶リモコンの本体収納
基本的な使い勝手やお手入れ関連の機能は共通しています。機能数の多さより、必要な冷房能力と対応畳数の違いを優先して比較すると選びやすいでしょう。
CW-1626RとCW-1826Rをおすすめする人
2機種の仕様差から考えると、向いている人は部屋の広さと冷房能力への余裕の求め方によって分かれます。
それぞれに向いている条件を整理します。
CW-1626Rがおすすめの人
CW-1626Rは、必要な能力を確保しながら、消費電力と期間消費電力量を抑えたい人に向いています。
具体的には、次のような条件で検討しやすいモデルです。
- 4~6畳程度の個室や寝室で使う予定の人
- 冷房能力がCW-1626Rの対応範囲で足りる人
- 消費電力の小さいほうを選びたい人
- 期間消費電力量を重視する人
- シェルホワイトのカラーを選びたい人
小さめの部屋を中心に使い、必要以上の能力を求めないならCW-1626Rが選びやすいモデルです。
ただし、部屋の条件が対応畳数の上限に近い場合は、住宅構造や日当たりなども考慮して判断しましょう。
CW-1826Rがおすすめの人
CW-1826Rは、CW-1626Rより高い冷房能力と広い対応畳数を必要とする人に向いています。
次のような条件では、CW-1826Rが候補になります。
- 6畳を超える部屋でも使用を検討している人
- 冷房能力に余裕を持たせたい人
- 60Hz地域で8畳までを目安に検討している人
- 消費電力量より対応畳数を優先する人
- シティホワイトのカラーを選びたい人
部屋が広めで、CW-1626Rでは能力の上限が気になる場合はCW-1826Rを検討しやすいでしょう。
ただし、50Hz地域での対応畳数は4.5~7畳です。8畳までという目安は60Hzの場合なので、使用地域の周波数を混同しないよう注意が必要です。
設置前に確認したい3つのポイント
CW-1626RとCW-1826Rは本体サイズが同じですが、窓用エアコンはどの窓にも無条件で取り付けられるわけではありません。
購入前には、窓寸法、電源、室外側の環境という3点を確認しておくことが重要です。
窓の高さと開き幅を確認する
冷房専用シリーズを設置するには、窓の開き幅が38cm以上必要です。また、同梱の標準取付枠を使用できる窓の高さは、窓の種類や形状によって異なります。
| 窓の種類 | 高さの目安 |
|---|---|
| アルミ製窓 立ち上がり10mm以上 |
770~1,400mm |
| アルミ製窓 立ち上がり10mm未満 |
800~1,400mm |
| 木製窓 | 800~1,400mm |
| スチール製窓 | 800~1,400mm |
最初に確認すべきなのは、本体サイズではなく設置予定の窓が取付条件を満たしているかどうかです。
標準範囲より高い窓については別売のテラス窓用取付枠を組み合わせられる場合があります。特殊な窓では設置できない場合もあるため、窓の種類と寸法を正確に測って判断しましょう。
電源コンセントの条件を確認する
CW-1626RとCW-1826Rはいずれも単相100V仕様です。設置場所では、100V15A以上の屋内壁コンセントを単独で使用できるか確認する必要があります。
確認するポイントは次のとおりです。
- 100Vの電源環境であること
- 15A以上の壁コンセントを使用できること
- 同じコンセントで他の電気機器を同時使用しないこと
- 設置場所から無理なく電源を取れること
窓の寸法だけでなく、設置位置の近くに条件を満たす電源があるかも重要です。
消費電力が小さいCW-1626Rであっても、電源条件の確認が不要になるわけではありません。安全に使用できる設置環境を整えることが前提です。
室外側のスペースと設置場所を確認する
窓用エアコンは本体背面から室外側へ熱を放出します。そのため、窓に固定できるかだけでなく、室外側の通風条件も確認する必要があります。
主な確認ポイントは次のとおりです。
- 冷風吹き出し口の前に大きな障害物がないこと
- 室外側の風通しが確保できること
- 本体背面側に十分な空間を確保できること
- 温風が近隣の窓などへ直接吹き付けにくいこと
- 振動が伝わりにくい強固な窓であること
設置可否は窓寸法だけで判断せず、背面側の放熱スペースや周囲への影響まで含めて考えましょう。
本体サイズが同じCW-1626RとCW-1826Rでは、この設置条件が機種選択を分ける要素にはなりにくいものの、どちらを選ぶ場合も事前確認が必要です。
CW-1626RとCW-1826Rの比較でよくある質問
CW-1626RとCW-1826Rを比較するときに迷いやすい、部屋の広さ、消費電力、サイズ、排水方法などの疑問を確認します。
2機種の最も大きな違いは何ですか?
最も重要な違いは、冷房能力と対応畳数です。CW-1826Rは50Hzで1.6kW、60Hzで1.8kW、CW-1626Rは50Hzで1.4kW、60Hzで1.6kWです。
対応畳数の上限もCW-1826Rのほうが1畳広く設定されています。
6畳の部屋ならどちらが向いていますか?
6畳は両機種の対応畳数に含まれます。ただし、CW-1626Rでは50Hz時の上限が6畳であるのに対し、CW-1826Rは50Hzで7畳までが目安です。
住宅構造、日当たり、最上階かどうかなども考慮し、必要な冷房能力に合わせて判断することが大切です。
8畳の部屋でCW-1626Rは使えますか?
公式仕様上、CW-1626Rの対応畳数は50Hzで4~6畳、60Hzで4.5~7畳です。そのため、8畳は公式の対応畳数目安を超えます。
CW-1826Rも8畳までが目安となるのは60Hzの場合で、50Hzでは4.5~7畳です。使用地域の周波数を確認して判断しましょう。
本体サイズや重量に違いはありますか?
違いはありません。両機種とも高さ750mm、幅335mm、奥行240mmで、質量は21.5kgです。
そのため、本体の大きさよりも冷房能力、対応畳数、消費電力の違いを中心に選ぶことになります。
電気の使用量が少ないのはどちらですか?
公式仕様上の消費電力と期間消費電力量は、CW-1626Rのほうが小さい数値です。
ただし、実際の電気使用量は運転時間や室温、外気温、設定温度、建物の断熱性能などによって変わるため、仕様上の数値だけで実際の電気代を断定することはできません。
ドレンホースは必要ですか?
CW-1626RとCW-1826Rはどちらもノンドレン機構を採用しており、通常の運転ではドレンホースを必要としない冷房専用モデルです。
運転中に発生する排水を本体内部で蒸発させる方式のため、一般的な排水用ドレンホースの設置を前提としていません。
静音性に違いはありますか?
公式製品情報では、CW-1626RとCW-1826Rの両方に低振動設計が記載されています。一方、2機種間の静音性の優劣を直接示す個別の比較値は、製品ページの仕様欄では示されていません。
そのため、確認できる仕様だけから、どちらか一方が明確に静かだと断定するのは避けるべきです。
CW-1626RとCW-1826Rの比較結果まとめ
CW-1626RとCW-1826Rの大きな違いは、冷房能力、対応畳数、消費電力、期間消費電力量です。小さめの個室を中心に使用し、電力使用量を抑えたい場合はCW-1626R、より広い部屋や高い冷房能力を重視する場合はCW-1826Rが候補になります。
本体サイズと重量、基本的な快適機能やお手入れ機能は共通しているため、選ぶときは設置スペースの差ではなく、使用地域の周波数、部屋の広さ、住宅環境、必要な冷房能力を基準に判断することが大切です。
最終的には、CW-1626Rの対応範囲で十分か、CW-1826Rの高い冷房能力と広い対応畳数が必要かを基準に選びましょう。価格や販売状況は変動する可能性があるため、購入時点の条件も含めて総合的に判断することが重要です。



