ブラウンのハンドブレンダーを探していると、MQ7035IGWHとMQ7035XGというよく似た型番で迷うことがあります。どちらもマルチクイック7シリーズに属し、混ぜる・つぶす・刻むなど日々の料理を助けてくれる便利なモデルです。ただ、よく見ると付属品に違いがあり、作りたい料理によって使いやすさが変わります。スープや離乳食をなめらかにしたいのか、野菜のみじん切りを時短したいのか、氷や冷凍フルーツも使いたいのか。この記事では、MQ7035IGWHとMQ7035XGの違いを暮らしの場面に置きかえて、後悔しにくい選び方をまとめます。
ブラウン マルチクイック7はどんな人に向いている?
MQ7035IGWHとMQ7035XGが注目される理由
ブラウンのマルチクイック7シリーズが注目される理由は、料理の下ごしらえをかなりまとめて任せられるところにあります。ハンドブレンダーというとスープをなめらかにする道具というイメージがありますが、MQ7035IGWHやMQ7035XGはそれだけではありません。チョッパーを使えば玉ねぎのみじん切り、ひき肉作り、ナッツの細かいカットなどに使えます。泡立て器を使えば生クリームや卵の泡立てにも対応できます。
特に便利なのは、調理中に大きな家電を出さなくてもよい点です。ミキサーやフードプロセッサーは便利ですが、本体が大きく、出す場所や洗う手間が気になることがあります。その点、ハンドブレンダーは必要な時にさっと取り出し、鍋やカップの中でそのまま使いやすいのが魅力です。混ぜる・つぶす・刻むを1台でこなしたい人にとって、ブラウンのマルチクイック7はかなり現実的な選択肢になります。
MQ7035IGWHとMQ7035XGは、どちらも毎日の料理で使いやすい構成です。ただし、付属品の違いによって得意なことが少し変わります。名前が似ているため「どちらも同じでは?」と思いやすいですが、実際には氷を使うメニューまで楽しみたい人と、日常の下ごしらえを中心に使いたい人で選び方が変わります。ここを押さえておくと、買ってからの満足度が上がります。
ハンドブレンダーでできることをざっくり整理
ハンドブレンダーでできることは、大きく分けると「つぶす」「混ぜる」「刻む」「泡立てる」「おろす」「砕く」などです。もちろん、すべての作業が本体だけでできるわけではなく、使うアタッチメントによって役割が変わります。ブレンダーシャフトはスープやスムージー作りに向いており、チョッパーは野菜や肉の下ごしらえに便利です。泡立て器はホイップや卵料理に使え、おろしディスクがあれば大根おろしや薬味作りにも役立ちます。
大切なのは、できることの多さだけで判断しないことです。付属品が多いほど便利に見えますが、実際に使う料理が少なければ収納の負担にもなります。作る料理が決まっていないまま買うと、付属品を持て余すことがあります。反対に、よく作るメニューと付属品が合っていれば、キッチンでの出番は一気に増えます。
たとえば、ポタージュやスムージーが中心ならブレンダー機能の使いやすさが大事です。ハンバーグや餃子をよく作るなら、チョッパーの容量や洗いやすさが重要になります。大根おろしを頻繁に作る家庭なら、おろしディスクの有無も見逃せません。ハンドブレンダーは「多機能だから良い」というより、「自分の料理に合っているから便利」と考えると選びやすくなります。
ミキサー・フードプロセッサーとの違い
ハンドブレンダー、ミキサー、フードプロセッサーは似ているようで、得意な作業が少しずつ違います。ミキサーは液体を多めに入れて、ジュースやスムージーを作るのが得意です。フードプロセッサーは野菜を刻んだり、生地を混ぜたりする作業に向いています。一方、ハンドブレンダーは鍋や容器の中に直接入れて使えるため、調理の流れを止めにくいところが強みです。
たとえば、かぼちゃのポタージュを作るとき、ミキサーなら具材を一度ミキサー容器へ移す必要があります。熱いスープを移す作業は気を使いますし、こぼれると片付けも大変です。ハンドブレンダーなら、鍋の中でそのままなめらかにできます。これだけでも、料理中の小さな面倒がかなり減ります。
ただし、すべてにおいてハンドブレンダーが上というわけではありません。大量のジュースを一度に作るならミキサーの方が向いている場合がありますし、パン生地など重い作業は専用機の方が得意です。ブラウンのマルチクイック7は、毎日の料理で「少し面倒な作業」を軽くする家電です。大きな調理家電の代わりというより、普段の台所で自然に使える相棒として考えるとしっくりきます。
忙しい家庭で役立つ時短ポイント
料理で時間がかかるのは、火を使う作業だけではありません。玉ねぎのみじん切り、にんじんの細かいカット、大根おろし、ポタージュ用の裏ごしなど、地味な下ごしらえに意外と時間を取られます。ブラウンのハンドブレンダーは、こうした作業を短くするために役立ちます。特にチョッパーを使うと、包丁で何度も刻む作業をかなり減らせます。
時短の良さは、単に料理時間が短くなるだけではありません。手が疲れにくくなり、まな板の周りが散らかりにくくなり、涙が出やすい玉ねぎのみじん切りの負担も減ります。洗い物を増やさず下ごしらえを短くできることは、忙しい日ほど大きなメリットになります。
また、ブレンダーを使えばスープ作りも楽になります。野菜を煮込んだ鍋にブレンダーを入れてなめらかにすれば、手間をかけたような一品が作れます。野菜が苦手な家族にも、ポタージュやソースにすれば食べやすくなることがあります。忙しい家庭では、手の込んだ料理を毎日作るよりも、少ない手間でおいしく整えることが大切です。その意味で、ハンドブレンダーはかなり頼れる道具です。
離乳食・スープ・大根おろしに使える場面
ハンドブレンダーの出番が多い料理として、離乳食、スープ、大根おろしがあります。離乳食では、野菜やおかゆをなめらかにする作業が多くなります。少量をつぶすだけなら手作業でもできますが、毎日続くと負担になります。ハンドブレンダーを使えば、食材のかたさや粒の残り具合を見ながら調整しやすく、作り置きにも便利です。
スープ作りでは、野菜を煮てからそのまま鍋の中でなめらかにできる点が便利です。かぼちゃ、にんじん、じゃがいも、コーンなどは、ハンドブレンダーとの相性が良い食材です。離乳食やスープのような少量調理でも使いやすいので、大きなミキサーを出すほどではない場面に向いています。
さらに、おろしディスクが付属するモデルなら、大根おろしにも使えます。大根を手でおろすと腕が疲れますし、水分で手元がすべりやすくなることもあります。チョッパーにセットして使えるタイプなら、焼き魚、鍋料理、和風ハンバーグの準備が楽になります。ブラウンのマルチクイック7は洋風メニューだけでなく、和食の下ごしらえにも使いやすいのが魅力です。日常の料理に自然に出番があるかどうかを考えると、選び方が見えてきます。
MQ7035IGWHの特徴をチェック
400Wモーターのパワー感
MQ7035IGWHの大きな特徴のひとつが、400Wのモーターです。ハンドブレンダーは手に持って使う家電なので、パワーが弱いと食材に引っかかりやすく、仕上がりにもムラが出やすくなります。400Wの出力があると、やわらかく煮た野菜をなめらかにしたり、チョッパーで食材を刻んだりする作業をスムーズに進めやすくなります。
特にポタージュ作りでは、パワーの差が仕上がりに出やすいです。じゃがいもやかぼちゃのような粘り気のある食材は、弱い力だと粗さが残ることがあります。MQ7035IGWHなら、食材を細かく巻き込みながら撹拌しやすく、口当たりのよいスープを目指せます。なめらかな仕上がりを作りやすいことは、スープやソースをよく作る家庭にはうれしいポイントです。
ただし、パワーがあるからといって、硬い食材を何でもそのまま処理できるわけではありません。食材の大きさをそろえる、加熱が必要なものはやわらかくしておく、定格時間を意識するなど、基本的な使い方は大切です。無理に長時間回し続ける使い方は避けるべきです。力任せではなく、道具に合った使い方をすることで、性能を活かしやすくなります。
握る力で調整できるイージースマートスピード
MQ7035IGWHには、握る力でスピードを調整できるイージースマートスピードが採用されています。一般的な家電では、ボタンやダイヤルで段階的に強さを切り替えることがありますが、このタイプは手元の押し込み具合でパワーを変えられます。弱く押せばゆっくり、強く押せばパワフルに動くため、料理中の感覚に合わせて調整しやすいのが特徴です。
この操作感は、実際に料理をしていると便利です。たとえば、最初から強く回すと食材が飛び散りやすい場面では、低速から始めて少しずつ強くできます。スープの具材をつぶす時も、最初は大きなかたまりを崩し、なめらかになってきたら動かし方を変えると仕上がりを整えやすくなります。
直感的にスピードを変えられる操作性は、ブラウンのマルチクイック7を選ぶ理由のひとつです。細かい数字を見ながら調整するというより、手の感覚で料理に合わせられるため、使うたびに慣れていきます。もちろん最初は力加減に少し慣れが必要ですが、慣れてくると「この食材ならこれくらい」という感覚がつかみやすくなります。ハンドブレンダーをよく使う人ほど、この操作性の良さを実感しやすいでしょう。
パワーベルテクノロジープラスの使いやすさ
MQ7035IGWHのブレンダー部分には、食材を効率よく撹拌するための工夫がされています。ベル型のシャフトは、刃の周りで食材が動きやすい形になっており、鍋や容器の中で使った時に食材を巻き込みやすくなっています。これにより、スープやソースを作る時に、底にたまりがちな食材も処理しやすくなります。
また、ハンドブレンダーで気になるのが飛び散りです。勢いよく回転する道具なので、使い方によっては液体がはねることがあります。ブラウンのブレンダーシャフトは、飛び散りを抑えやすい形状が考えられているため、鍋の中で使いやすいのが魅力です。もちろん、浅い容器で強く回すと飛び散ることはあるので、深めの容器を使う、刃の部分を液体にしっかり入れてから動かすといった基本は守りたいところです。
鍋の中でそのまま使いやすいという点は、ハンドブレンダーを選ぶうえでとても大切です。スープを別容器に移さなくてもよいので、熱い液体を移す不安が減ります。洗い物も少なくなり、料理の流れも止まりにくくなります。こうした細かな使いやすさが積み重なることで、ハンドブレンダーは「買ったけれど使わない家電」ではなく、台所で頼れる道具になります。
MCチョッパー500mlでできる下ごしらえ
MQ7035IGWHには、500mlクラスのMCチョッパーが付属します。チョッパーは、野菜のみじん切りや肉のミンチ、ナッツの細かいカットなどに使えるアタッチメントです。包丁で細かく刻む作業は、料理の中でも手間がかかりやすい部分です。チョッパーを使えば、ハンバーグ、餃子、ミートソース、ドライカレーなどの下ごしらえがかなり楽になります。
特に玉ねぎのみじん切りは、目にしみたり、まな板の上に散らばったりしやすい作業です。チョッパーなら容器の中でまとめて処理できるため、周りが汚れにくくなります。にんじんやきのこを細かくして、子どもが食べやすい料理に混ぜ込むこともできます。野菜を細かくして料理に取り入れやすい点は、毎日の食事作りで役立ちます。
ただし、チョッパーは一度に大量の食材を詰め込む道具ではありません。入れすぎると刃がうまく回らず、上と下で細かさに差が出ることがあります。食材を適度な大きさに切り、量を守って使うことが大切です。短く回して様子を見ると、細かくしすぎる失敗も減ります。刻み具合を自分で調整できるので、粗めのみじん切りから細かいペースト寄りまで、料理に合わせて使い分けやすいのも便利です。
泡立て器・おろしディスク・アイス用カッターの活用法
MQ7035IGWHは、ブレンダーやチョッパーだけでなく、泡立て器、おろしディスク、アイス用カッターも活用できます。泡立て器は、生クリームの泡立て、卵の撹拌、ドレッシング作りなどに便利です。手で泡立てると時間がかかる作業も、電動なら短い時間で進めやすくなります。お菓子作りを本格的にする人だけでなく、ホイップを少し作りたい時にも役立ちます。
おろしディスクは、大根おろしや薬味作りに使えます。大根おろしは手で作ると意外と疲れますが、アタッチメントを使えば負担を減らせます。焼き魚、鍋、和風パスタ、冷しゃぶなど、和食寄りの料理でも出番が多いでしょう。ブラウンのハンドブレンダーは洋風のイメージがありますが、実際には和食の下ごしらえにも使いやすい家電です。
そしてMQ7035IGWHで注目したいのが、アイス用カッターです。氷や冷凍フルーツを使ったドリンクを作りたい人にとって、この付属品は大きな魅力になります。氷を使うメニューを考えているなら、対応するカッターの有無は必ず確認したい部分です。スムージー、フローズンドリンク、冷たいデザートを楽しみたいなら、MQ7035IGWHの構成はかなり使いやすいです。ただし、使用できる氷の種類や量は取扱説明に従う必要があります。安全に使うためにも、硬い食材を扱う時は無理をしないことが大切です。
MQ7035XGとの違いを比較
付属品の違いで何が変わる?
MQ7035IGWHとMQ7035XGは、どちらもブラウンのマルチクイック7シリーズとして使いやすいモデルですが、選ぶうえで大きなポイントになるのは付属品です。本体の基本的な考え方は近く、混ぜる、つぶす、刻む、泡立てる、おろすといった日常調理に使いやすい構成です。ただし、MQ7035IGWHはアイス用カッターが付属する一方、MQ7035XGはスパチュラが付属する構成として扱われることが多く、ここが選び方の分かれ道になります。
| 項目 | MQ7035IGWH | MQ7035XG |
|---|---|---|
| 主な方向性 | 氷や冷凍食材を使うメニューまで楽しみたい人向け | 普段の下ごしらえを無駄なくこなしたい人向け |
| 注目したい付属品 | アイス用カッター | スパチュラ |
| 使いやすい場面 | フローズンドリンク、冷たいデザート、スムージー | チョッパー内の食材を取り出す、ソースをかき集める |
差が出るのは本体性能よりも付属品の使い道です。毎日使うのがみじん切りやスープ中心なら、スパチュラ付きの便利さを感じることもあります。一方で、氷を使ったドリンクや冷凍フルーツのメニューを楽しみたいなら、アイス用カッターの存在は見逃せません。名前が似ていても、キッチンでの使い方は少し変わるため、購入前に自分の料理を思い浮かべることが大切です。
アイス用カッターが必要な人・不要な人
アイス用カッターが必要かどうかは、普段どんなメニューを作るかで判断できます。冷たいスムージー、フローズンドリンク、クラッシュアイスを使ったデザートなどを楽しみたい人には、アイス用カッターがあると便利です。特に夏場に冷たい飲み物を作る機会が多い家庭では、氷を使えるかどうかが満足度に直結しやすくなります。
一方で、普段の料理がスープ、離乳食、野菜のみじん切り、大根おろし、ホイップ作りなどであれば、アイス用カッターの出番は少ないかもしれません。使わない付属品は、収納スペースを取るだけになってしまうこともあります。氷を砕く予定がほとんどない人なら、アイス用カッターを重視しすぎなくても問題ありません。
注意したいのは、通常のチョッパーカッターで氷を砕こうとしないことです。硬い食材に対応していない刃で無理をすると、刃や容器を傷める原因になります。氷を使いたい場合は、対応した付属品や説明に従うことが大切です。つまり、アイス用カッターは「あると少し便利」ではなく、氷を使う予定がある人にとっては安全面でも重要な部品です。逆に、その予定がない人にとっては、スパチュラのように日々の取り出しや片付けに役立つ付属品の方が実用的に感じられるでしょう。
スパチュラ付きモデルを選ぶメリット
MQ7035XGで注目したいのが、スパチュラの存在です。スパチュラは一見すると地味な付属品ですが、実際の料理ではかなり役立ちます。チョッパーで刻んだ玉ねぎや肉だねを取り出す時、容器の内側に食材が残りやすいことがあります。スプーンでも取れますが、形が合わないと細かい部分に残ってしまいます。専用のスパチュラがあると、容器に沿って食材を集めやすく、無駄を減らせます。
ブレンダーで作ったソースやペーストを移す時にも、スパチュラは便利です。たとえば、バジルソース、トマトソース、野菜ペースト、離乳食の作り置きなどは、容器の底や側面に残りやすいです。スパチュラがあれば、最後まできれいに取り出しやすくなります。食材を無駄なく使い切りやすい点は、毎日の料理では思った以上に大事です。
また、スパチュラは洗い物の時にも役立ちます。容器に残った食材を先にかき集めておけば、スポンジにベタベタした汚れが付きにくくなります。結果として、片付けが少し楽になります。派手な機能ではありませんが、よく使う人ほど便利さを感じる付属品です。氷を使うメニューよりも、普段の下ごしらえや作り置きを重視するなら、スパチュラ付きのMQ7035XGは実用的な選択になります。
大根おろしやみじん切りの使い勝手
MQ7035IGWHとMQ7035XGは、どちらも大根おろしやみじん切りに使いやすい構成です。チョッパーを使えば、玉ねぎ、にんじん、きのこ、肉などを細かくできます。おろしディスクが使えるモデルなら、大根おろしや薬味作りにも対応できます。ここは両モデルに共通して魅力を感じやすい部分です。
みじん切りでは、食材の入れ方が仕上がりを左右します。大きすぎるまま入れると均一に刻みにくく、入れすぎると下の方だけ細かくなりやすいです。ほどよい大きさに切ってから入れ、短く回して様子を見るのがコツです。刻み具合を自分で調整できるため、餃子なら細かめ、サルサソースなら粗めなど、料理に合わせた使い分けができます。
大根おろしでは、手でおろすよりも腕の負担を減らしやすい点が魅力です。焼き魚や鍋料理のたびに大根おろしを作る家庭では、使う機会が多くなります。ただし、大根の水分量や切り方によって仕上がりは変わります。機械で作るため、手おろし独特のふんわり感とは少し違う場合もありますが、手軽さを重視するなら大きな助けになります。日常の料理で本当に使う作業は何かを考えると、両モデルの価値が見えやすくなります。
価格だけで選ぶと失敗しやすい理由
ハンドブレンダーを選ぶ時、価格はもちろん大切です。ただ、MQ7035IGWHとMQ7035XGのように型番が近いモデルでは、価格だけで決めると後悔することがあります。少し安いからと選んだものの、後から氷を使いたくなった、スパチュラがあった方が便利だった、ということが起こるからです。逆に、多機能な方を選んでも、使わない付属品が多ければ収納の負担になります。
大事なのは、安いか高いかだけではなく、実際に使う場面に合っているかです。必要な付属品がないモデルを選ぶと、あとから買い足しや買い替えを考えることになります。そのため、購入前には「スープを作る」「野菜を刻む」「大根おろしを作る」「氷を使う」「ホイップを作る」など、やりたい作業を書き出してみると判断しやすくなります。
また、価格は販売店や時期によって変わります。安く見えても付属品が少ない場合や、同じ型番でもセット内容の表示をよく確認する必要がある場合があります。付属品の内容まで確認してから選ぶことが、失敗を防ぐ近道です。ハンドブレンダーは一度買うと数年使うことが多い家電です。数千円の差だけで決めるより、日々の料理でどれだけ使えるかを基準に選ぶ方が、満足度は高くなります。
実際の料理で便利なのはどっち?
ポタージュやスムージーを作るなら
ポタージュやスムージーをよく作るなら、MQ7035IGWHとMQ7035XGのどちらも使いやすい候補になります。ブレンダーシャフトを使えば、煮込んだ野菜を鍋の中でそのままなめらかにできます。ミキサーのように別容器へ移す手間が少ないため、かぼちゃ、じゃがいも、にんじん、コーンなどのスープ作りがかなり楽になります。
スムージーの場合は、使う食材によって選び方が変わります。バナナ、ヨーグルト、牛乳、やわらかい果物を中心にするなら、どちらのモデルでも十分使いやすいでしょう。一方で、氷や凍ったフルーツを使った冷たいメニューを作りたいなら、アイス用カッターが付属するMQ7035IGWHが向いています。冷たいドリンク作りまで楽しみたい人は、この違いをしっかり見ておきたいところです。
ポタージュ作りでは、使い方も大切です。熱い鍋の中で使う場合は、刃の部分をしっかり食材に沈めてから動かすと飛び散りにくくなります。最初から強く回すのではなく、低めの力から始めると安心です。スープ中心なら両モデル、氷入りドリンクまで考えるならMQ7035IGWHという考え方にすると、選びやすくなります。
離乳食作りでチェックしたいポイント
離乳食作りでは、少量の食材をなめらかにしたり、成長に合わせて粒の残り具合を変えたりする必要があります。ハンドブレンダーは、こうした調整がしやすい家電です。おかゆ、にんじん、かぼちゃ、じゃがいも、白身魚などをペースト状にしやすく、作り置きにも向いています。MQ7035IGWHとMQ7035XGは、どちらも離乳食作りの助けになります。
離乳食で重視したいのは、パワーだけではありません。少量でも使いやすいか、洗いやすいか、出し入れしやすいかが大事です。大きなミキサーでは少量がうまく回らないことがありますが、ハンドブレンダーなら容器を選びながら調整しやすいです。少量調理に使いやすいことは、離乳食期の家庭にとって大きなメリットです。
ただし、離乳食に使う場合は衛生面にも気を配る必要があります。使用後はすぐに洗い、刃の周りに食材が残らないようにします。アタッチメントごとに洗える部分を確認し、完全に乾かしてから保管することも大切です。赤ちゃんの食事に使う道具は、使いやすさだけでなく清潔に保てるかも重要です。どちらを選ぶ場合でも、毎日続けやすいお手入れのしやすさを見ておくと安心です。
ハンバーグ・餃子の下ごしらえに使うなら
ハンバーグや餃子をよく作るなら、チョッパーの使いやすさがポイントになります。玉ねぎ、にんじん、キャベツ、きのこなどを細かく刻む作業は、包丁でやると時間がかかります。チョッパーを使えば、食材を入れて短く回すだけで細かくできるため、下ごしらえの負担をかなり減らせます。MQ7035IGWHもMQ7035XGも、この用途には向いています。
ハンバーグでは、玉ねぎを細かく刻んで肉だねに混ぜると、食感がなじみやすくなります。餃子では、キャベツやニラを細かくする作業が大変ですが、チョッパーを使えば短時間で準備できます。ただし、回しすぎると水分が出すぎたり、ペーストに近くなったりすることがあります。短く回して、途中で状態を見るのがコツです。
MQ7035XGのスパチュラは、こうした下ごしらえで便利に使えます。刻んだ野菜や肉だねを容器から取り出す時、スパチュラがあると内側に残った食材を集めやすいです。チョッパーを頻繁に使う人にとっては、スパチュラの便利さは意外と大きいです。氷を使う予定が少なく、普段の料理の時短を重視するなら、MQ7035XGの構成はかなり実用的です。
お菓子作りやホイップに使うなら
お菓子作りやホイップに使いたい場合は、泡立て器の出番が多くなります。生クリームを泡立てる、卵を混ぜる、パンケーキの生地をなじませるなど、手作業だと腕が疲れる工程を助けてくれます。MQ7035IGWHとMQ7035XGは、どちらも泡立て器を使える構成なので、簡単なお菓子作りには便利です。
ただし、泡立て器は万能ではありません。重い生地をこねたり、大量の材料を長時間混ぜたりする用途には、専用のハンドミキサーやスタンドミキサーの方が向いています。ハンドブレンダー付属の泡立て器は、日常的なホイップや軽い混ぜ作業に使うものとして考えるとちょうどよいです。本格的な製菓を毎週のように行うなら、専用機も含めて検討した方が安心です。
一方で、少量のホイップを作りたい、卵をふんわり混ぜたい、ドレッシングを軽く乳化させたいといった使い方なら十分役立ちます。ケーキに少し添えるクリームや、朝食のオムレツ作りなど、日常の小さな場面で使いやすいです。お菓子作りだけを目的に選ぶのではなく、スープや下ごしらえにも使えることを含めて考えると、マルチクイック7の良さが見えてきます。
フローズンドリンクや氷を使いたいなら
フローズンドリンクや氷を使うメニューを作りたいなら、MQ7035IGWHが有力です。アイス用カッターが付属するため、氷や冷凍フルーツを使ったメニューに対応しやすいからです。夏場のスムージー、冷たいデザート、シャリっとした食感のドリンクを作りたい人には、この付属品が大きな魅力になります。
一方で、MQ7035XGは普段の料理に必要な機能を中心にした構成です。スープ、みじん切り、大根おろし、ホイップなどでは十分活躍しますが、氷を使うメニューを重視するなら、アイス用カッターの有無を確認する必要があります。氷を使うかどうかが、両モデルを分ける大きな判断材料になります。
また、氷を扱う時は安全な使い方も大切です。対応していない刃で硬い氷を砕こうとすると、刃や容器を傷めることがあります。氷の大きさや量、連続使用時間などは説明に従う必要があります。フローズンドリンクをよく作る人にとって、対応する付属品が最初からあることは安心材料です。逆に、氷を使う予定がほとんどないなら、スパチュラ付きの実用性を選ぶ方が満足しやすいでしょう。
買う前に確認したい注意点とおすすめの選び方
収納スペースと付属品の多さを確認
ハンドブレンダーを買う前に意外と見落としやすいのが、収納スペースです。MQ7035IGWHもMQ7035XGも、本体だけでなくチョッパー、泡立て器、計量カップなど複数の付属品があります。付属品が多いほどできることは増えますが、その分、引き出しや棚の中で場所を取ります。買ってから「しまう場所がない」と感じると、出すのが面倒になり、使用頻度が落ちてしまいます。
特にチョッパー容器や計量カップはある程度の大きさがあります。毎日使うなら取り出しやすい場所に置くのが理想ですが、キッチンが狭い場合は収納方法を先に考えておくと安心です。使いやすい場所にしまえるかは、購入後の満足度に直結します。
また、付属品は多ければ多いほど良いとは限りません。よく使うものだけがそろっている方が、結果的に使いやすい場合もあります。収納できる量と実際に使う機能のバランスを考えることが大切です。氷を使うならMQ7035IGWH、日常の下ごしらえ中心ならMQ7035XGというように、自分の料理に合う付属品を選ぶと、キッチンでの出番が増えます。
食洗機対応パーツとお手入れのしやすさ
ハンドブレンダーは便利ですが、使った後のお手入れが面倒だと続きません。購入前には、どのパーツが洗いやすいか、食洗機に対応しているパーツがあるか、刃の周りに食材が残りにくいかを確認しておくと安心です。本体のモーター部分は水洗いできないため、洗える部分と洗えない部分を分けて扱う必要があります。
ブレンダーシャフトは、使った直後に水やぬるま湯で流すと汚れが落ちやすいです。チョッパーの刃は鋭いので、スポンジで洗う時は手を切らないよう注意が必要です。泡立て器はクリームや卵が残りやすいため、放置せず早めに洗うと楽になります。使ったらすぐ洗う習慣を作ると、ハンドブレンダーはぐっと使いやすくなります。
お手入れが面倒に感じると、どんなに多機能でも使わなくなりがちです。そのため、機能の多さだけでなく、片付けまで含めて選ぶことが大切です。スパチュラが付属するMQ7035XGは、容器に残った食材を集めやすく、洗う前のひと手間を楽にしやすい面があります。MQ7035IGWHはアイス用カッターなど使える幅が広い分、使う付属品が増えることもあります。自分が無理なく洗えるかどうかも、選び方の大事な基準です。
音・重さ・連続使用時間の見方
ハンドブレンダーを選ぶ時は、音や重さ、連続使用時間も確認しておきたいポイントです。パワーのあるモーターを使う家電なので、動作音はある程度出ます。特にチョッパーで硬めの食材を刻む時や、ブレンダーを強めに使う時は音が大きく感じられることがあります。早朝や夜遅くに使う機会が多い家庭では、使う時間帯にも少し気を配りたいところです。
重さについては、短時間なら気にならなくても、スープをなめらかにするために何十秒か持ち続けると手に負担を感じることがあります。握りやすい形状か、滑りにくいか、片手で扱いやすいかも大切です。ブラウンのマルチクイック7は手に持って使うことを考えた設計ですが、実際の感じ方は人によって違います。長く持っても疲れにくいかをイメージして選ぶとよいでしょう。
連続使用時間も見逃せません。ハンドブレンダーは、ずっと回し続ける家電ではありません。作業ごとに使える時間が決まっているため、説明に従って休ませながら使う必要があります。スープやチョッパー、泡立て器など、使うアタッチメントによって目安が変わる場合があります。無理なく使うことで、故障を防ぎ、長く使いやすくなります。
中古・型落ちを買うときの注意点
MQ7035IGWHやMQ7035XGを中古や型落ちで探す人もいるかもしれません。価格を抑えられる可能性がある一方で、注意したい点もあります。まず確認したいのは、付属品がそろっているかです。ハンドブレンダーは本体だけでなく、ブレンダーシャフト、チョッパー、カッター、泡立て器、計量カップなどの付属品がそろって初めて本来の使い方ができます。
特にMQ7035IGWHを選ぶなら、アイス用カッターの有無は重要です。そこが欠けていると、氷を使うメニューを目的に買った意味が薄れてしまいます。MQ7035XGなら、スパチュラやチョッパーまわりの部品がそろっているかを確認したいところです。型番だけを見て買うと、必要な付属品が欠けている場合があります。
また、中古品では刃の状態、容器の傷、動作音、保証の有無も気になります。刃が傷んでいると仕上がりが悪くなり、容器にひびがあると安全面でも不安が残ります。衛生面を考えても、食品に直接触れる家電は状態の確認が大切です。安さよりも状態と付属品を優先することで、後悔を減らせます。長く使う家電だからこそ、価格だけでなく安心して使えるかを見て選びましょう。
MQ7035IGWHがおすすめな人、MQ7035XGがおすすめな人
MQ7035IGWHがおすすめなのは、スープや下ごしらえだけでなく、氷や冷凍フルーツを使ったメニューも楽しみたい人です。アイス用カッターが付属するため、フローズンドリンクや冷たいスムージーを作りたい場合に向いています。料理の幅を広げたい人、季節のドリンクやデザートを楽しみたい人には、MQ7035IGWHの構成が合いやすいでしょう。
一方、MQ7035XGがおすすめなのは、毎日の料理の下ごしらえを中心に使いたい人です。スープ、みじん切り、大根おろし、ホイップなどの基本的な作業に使いやすく、スパチュラがあることで食材の取り出しや片付けも楽になります。氷を使う予定が少ないなら、日常の実用性を重視したMQ7035XGは選びやすいモデルです。
どちらを選ぶべきか迷ったら、作りたい料理を思い浮かべてみてください。冷たいドリンクや氷を使うメニューが頭に浮かぶならMQ7035IGWH、ハンバーグや餃子、スープ、離乳食、大根おろしのような日常調理が中心ならMQ7035XGが候補になります。自分が本当に使う機能を基準に選ぶことが、いちばん後悔しにくい方法です。型番の違いに迷った時ほど、スペック表だけではなく、いつもの料理に置きかえて考えるのがおすすめです。
まとめ
ブラウンのMQ7035IGWHとMQ7035XGは、どちらもマルチクイック7シリーズらしく、スープ作りや下ごしらえに活躍するハンドブレンダーです。大きな違いは付属品の考え方にあります。MQ7035IGWHはアイス用カッターが付属し、氷や冷凍フルーツを使うメニューまで楽しみたい人に向いています。MQ7035XGはスパチュラ付きで、普段の料理で食材を取り出しやすく、片付けもしやすい構成です。価格だけで選ぶのではなく、スープ、離乳食、みじん切り、大根おろし、フローズンドリンクなど、実際に作りたい料理を基準に選ぶと失敗しにくくなります。


