アップリカのベビーカー「ラクーナ クッション フリー AD」と「ラクーナ クッション フリー AC」は、4輪フリーや軽量性など多くの基本性能が共通しています。この記事では、2機種の違いを5項目で比較し、どちらが自分の使い方に合うのかを判断しやすく整理します。
結論からいうと、片手で扱いやすいリクライニング機能や、首すわり後もGブロックを活用できる仕様を重視するならADが向いています。一方、従来方式のリクライニング操作で問題がなく、わずかなサイズ差やメーカー希望小売価格の差も含めて検討したい場合はACも比較対象になります。
毎日の外出でリクライニング操作を頻繁に行う方や、新しい機能を重視する方にはADが向いています。ACがおすすめなのは、共通する基本性能を重視しながら、販売時の価格や商品の状態なども含めて総合的に判断したい方です。
ラクーナクッションフリーADとACの比較結果を先に結論
ADとACには多くの共通点がありますが、使い勝手に関わる機能には違いがあります。まずは全体像を確認してから、どちらが自分に合うかを見ていきましょう。
比較表で全体の違いを確認
2機種の主な違いと共通点をまとめると、次のようになります。
| 比較項目 | ラクーナ クッション フリー AD | ラクーナ クッション フリー AC |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年4月 | 2023年3月 |
| リクライニング角度 | 123°~166° | 121°~164° |
| リクライニング操作 | フィットリクライニング | 従来方式 |
| 首すわり後のGブロック活用 | 本体シートへ入れ替えて使用可能 | 入れ替え機能なし |
| 重量 | 5.5kg | 5.5kg |
| 4輪フリー | あり | あり |
| メーカー希望小売価格 | 69,300円(税込) | 68,200円(税込) |
大きな判断材料は、ADで追加された操作性の向上とGブロックの使い方です。重量や4輪フリー機能は同じなので、単純に新旧だけで判断するより、日常で機能差を活用するかどうかを考えると選びやすくなります。
ADとACのどっちを選ぶかの結論
選択の方向性を先に整理すると、次のようになります。
| 重視すること | 向いているモデル | 理由 |
|---|---|---|
| リクライニング操作のしやすさ | AD | 片手で調整しやすいフィットリクライニングを搭載 |
| 首すわり後もGブロックを活用したい | AD | Gブロックを本体シートへ入れ替えて使える |
| 共通機能を重視する | ADまたはAC | 重量5.5kgや4輪フリーなど主要な共通点が多い |
| 本体のわずかなコンパクトさを重視する | AC | 幅と奥行きがADよりわずかに小さい |
迷ったときは、リクライニング操作を楽にしたいならAD、共通する基本性能を中心に判断するならACも候補と考えると分かりやすいです。
実際の販売価格や商品の販売状況は時期によって変わる可能性があります。メーカー希望小売価格だけでなく、購入時点の価格や商品の状態も含めて比較してください。
ラクーナクッションフリーADとACの5つの違いを比較
ここからは、ADとACの違いを5項目に分けて詳しく比較します。数字上の小さな差と、日常の使い勝手に影響しやすい差を分けて確認していきましょう。
リクライニング操作と角度の違い
| 項目 | AD | AC |
|---|---|---|
| リクライニング角度 | 123°~166° | 121°~164° |
| 起こすときの操作 | 背もたれを押して調整 | リクライニングコードを左右に引いて調整 |
| フィットリクライニング | あり | なし |
ADはフィットリクライニングを採用しており、赤ちゃんの様子を見ながら片手で角度を調整しやすい設計です。ACは従来方式で、背もたれを起こす際の操作方法が異なります。
外出中にリクライニング角度を変える機会が多い方ほど、ADの操作方法の違いを実感しやすいでしょう。角度範囲にも2度ずつ差がありますが、選択時は数値差より操作方法の違いを重視する方が実用的です。
Gブロックの使い方の違い
| 項目 | AD | AC |
|---|---|---|
| ショックレスマモール | 搭載 | 搭載 |
| Gブロック | 搭載 | 搭載 |
| 首すわり後の入れ替え使用 | 可能 | 入れ替え機能なし |
ADとACはどちらも、衝撃吸収材のGブロックを内蔵したショックレスマモールを採用しています。違うのは、首すわり後の使い方です。
ADは首すわり後にGブロックを本体シートへ入れ替えて使用できます。ACにもGブロック自体は搭載されているため、「ACにはGブロックがない」という違いではありません。比較するときは搭載の有無ではなく、首すわり後の活用方法に注目してください。
本体サイズとバスケット容量の違い
| 項目 | AD | AC |
|---|---|---|
| 使用時サイズ | W460×D857×H991mm | W456×D847×H999mm |
| 折りたたみ時サイズ | W460×D337×H987mm | W456×D327×H992mm |
| 重量 | 5.5kg | 5.5kg |
| バスケット座面下空間容積 | 27.1L | 27.2L |
| バスケット耐荷重 | 5kg | 5kg |
ADはACより幅が4mm広く、使用時の奥行きが10mm大きい仕様です。折りたたみ時もACの方が幅4mm、奥行き10mm小さくなっています。
収納スペースが非常に限られている場合はACのわずかな小ささが判断材料になりますが、重量はどちらも5.5kgです。バスケットの座面下空間容積も0.1L差なので、収納力の差だけで選択を大きく変えるほどではありません。
カラーバリエーションの違い
| モデル | 公式掲載カラー |
|---|---|
| AD | ブラック、ベージュ、リミテッド グレー |
| AC | ブラック、グレー |
公式掲載上では、ADはブラックとベージュに加えて限定モデルのリミテッド グレーが設定されています。ACはブラックとグレーが掲載されています。
色の選択肢を重視する場合は、ADの方が選べる幅が広い構成です。ただし、カラーごとの販売状況は変動するため、比較時には希望色の有無を購入時点の情報で判断してください。
発売時期とメーカー希望小売価格の違い
| 項目 | AD | AC |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年4月 | 2023年3月 |
| メーカー希望小売価格 | 63,000円 | 62,000円 |
| 税込価格 | 69,300円 | 68,200円 |
2機種のうち新しいのはADです。メーカー希望小売価格の税込差は1,100円で、公式価格上では大きな開きではありません。
メーカー希望小売価格の差だけを見ると、ADの機能向上とのバランスを比較しやすい価格差です。ただし、実際の販売価格や販売状況は変わる可能性があるため、定価差と実売価格差を同じものとして考えないようにしましょう。
ADとACに共通する基本性能
ADとACは違いだけでなく、ベビーカーとしての中心的な機能に多くの共通点があります。共通機能を理解すると、実際の選択ではどの差を重視すべきかが明確になります。
4輪フリーと軽量5.5kgは共通
ADとACは、どちらもハンドルレバーを握ることで4輪を自由に動かし、真横へのスライド移動ができる4輪フリー機能を搭載しています。エレベーター内や狭い通路など、大回りしにくい場所で位置を調整しやすいのがシリーズ共通の特徴です。
4輪フリーを目的に比較している場合は、ADとACのどちらを選んでもこの機能を利用できます。さらに、重量も両方5.5kgのため、重量差を理由に一方を選ぶ必要はありません。
振動対策と乗せ降ろしを支える機能も共通
両モデルには、オメガクッション、がっちりフレーム、やわらかサスペンションからなる振動対策の構造が採用されています。また、ショックレスマモールやメディカル成長マモールも共通しています。
ベルト周りではイージーベルトを採用し、日常的な乗せ降ろしを支える機能も共通です。基本的な走行機能や振動対策には共通点が多いため、最終的にはAD独自の操作性向上をどこまで重視するかが選択の中心になります。
ラクーナクッションフリーADとACをおすすめする人
ここまでの仕様差を踏まえると、ADとACが向いている人は次のように整理できます。使用頻度や操作方法へのこだわりを考えながら判断してください。
ラクーナクッションフリーADがおすすめの人
ADが向いているのは、次のような方です。
- リクライニングを片手で調整しやすいモデルを選びたい方
- 外出中に背もたれの角度を変える機会が多い方
- 首すわり後もGブロックを本体シートへ入れ替えて使いたい方
- 2機種の中では新しいモデルを選びたい方
- ベージュや限定色を含むカラーから検討したい方
日常的な操作のしやすさを優先するなら、ADの機能差が選択理由になりやすいです。特にリクライニング操作を頻繁に使う家庭では、仕様表の数字以上に操作方法の違いを重視すると判断しやすくなります。
ラクーナクッションフリーACがおすすめの人
ACが比較候補になりやすいのは、次のような方です。
- 従来方式のリクライニング操作で問題ない方
- 4輪フリーや重量5.5kgといった共通性能を重視する方
- 折りたたみ時の幅や奥行きがわずかでも小さい方を選びたい方
- 購入時点の価格や商品の状態を含めて総合的に判断したい方
ACは主要な基本機能が大きく省かれたモデルではなく、ADとの主な差を許容できるかで判断するモデルです。販売状況や価格は変動するため、古いモデルだから必ず安いと決めつけず、購入時点の条件を比較することが大切です。
ラクーナクッションフリーADとACの比較でよくある質問
ラクーナ クッション フリー ADとACを比較するときに迷いやすい点を、仕様差に沿って確認します。
ADとACではどちらが新しいモデルですか?
2機種の比較ではADの方が新しいモデルです。ACは2023年3月発売、ADは2024年4月発売です。
ADとACの重量は違いますか?
重量はどちらも5.5kgです。リクライニング機能などに違いがありますが、重量差はありません。
ACにも4輪フリー機能はありますか?
はい。ACにも4輪フリー機能があります。ADとACのどちらも、ハンドルレバーを握ることで4輪を自由にし、真横へスライド移動できます。
ACにもGブロックは搭載されていますか?
はい。ACにもGブロックを内蔵したショックレスマモールが採用されています。違いは、ADでは首すわり後にGブロックを本体シートへ入れ替えて使える点です。
折りたたみ時にコンパクトなのはどちらですか?
幅と奥行きではACの方がわずかに小さいです。ADはW460×D337×H987mm、ACはW456×D327×H992mmなので、ACは幅が4mm、奥行きが10mm小さく、ADは高さが5mm低くなっています。
ADとACはファンシートに対応していますか?
メーカーの製品情報では、ADとACのどちらもファンシート対応機種として案内されています。使用するファンシートについては、対応条件や取り付け方法を確認したうえで使用してください。
ラクーナクッションフリーADとACの比較結果まとめ
ラクーナ クッション フリー ADとACの大きな違いは、リクライニング操作と首すわり後のGブロックの使い方です。日常の操作性を重視するならADが選びやすく、ACは従来方式の操作で問題がなく、共通する基本性能を重視する方の比較候補になります。
サイズやバスケット容量の差は小さく、重量5.5kg、4輪フリー、振動対策など重要な基本性能には多くの共通点があります。そのため、細かな数値差よりも、フィットリクライニングを使いたいか、首すわり後もGブロックを活用したいかを判断軸にすると選びやすいです。
最終的には、使用する場所、リクライニングを調整する頻度、希望するカラー、購入時点の価格や商品の状態を並べて比較し、自分の生活スタイルに合う方を判断してください。



