BALMUDAのThe GreenFanとDyson Cool CF1は、どちらも送風と空気循環に使える家電ですが、風の作り方や本体サイズ、重量、操作方法には大きな違いがあります。この記事では、公式情報をもとに7項目で比較し、それぞれに向いている使い方を整理します。
結論からいうと、やわらかく広がる風や低い消費電力を重視するならThe GreenFan、軽さや羽根のない構造、スマートフォン操作を重視するならDyson Cool CF1が選びやすいです。
特に確認したいのは、風の好みだけではありません。毎日の移動頻度、置き場所、就寝時の使い方、お手入れにかけられる手間まで考えると、自分に合う方を判断しやすくなります。
The GreenFanとDyson Cool CF1の比較結果を先に確認
The GreenFanとDyson Cool CF1は、同じ送風家電でも設計思想が異なります。まずは全体の違いと、どの条件ならどちらが向いているかを確認します。
比較表で全体の違いを確認
主な仕様と特徴を一覧にすると、両者の違いが分かりやすくなります。
| 比較項目 | The GreenFan | Dyson Cool CF1 |
|---|---|---|
| 公式価格表示 | 本体39,600円 | 37,400円 |
| 風の特徴 | 広く包み込むやわらかな風 | ムラの少ないスムーズでパワフルな風 |
| 消費電力 | 1.5W〜20W | 最大30W |
| 本体サイズ | 幅330×奥行320×高さ871mm ショート時高さ497mm |
幅355×奥行147×高さ550mm |
| 本体重量 | 約4.1kg | 1.8kg |
| 主な操作性 | 4段階風量、切タイマー、首振り範囲調整 | LCD表示、ダイヤル操作、アプリ連携 |
| お手入れ | 分解し、水洗い可能な部品を洗浄 | 円形パーツを乾いた布で拭く |
価格差だけを見ると大きく離れていませんが、使い勝手には明確な差があります。長時間直接風に当たりたいか、軽さや操作機能を優先するかが大きな分岐点です。
なお、価格や販売状況は変動する可能性があります。ここで記載した価格は調査時点で確認できた公式の表示価格です。
どっちを選ぶかの結論
選び方を使用条件別に整理すると、次のようになります。
| 重視する条件 | 向いている製品 |
|---|---|
| やわらかな風を長く浴びたい | The GreenFan |
| 消費電力を抑えたい | The GreenFan |
| 床置きとショートサイズを使い分けたい | The GreenFan |
| 軽い本体を移動させたい | Dyson Cool CF1 |
| スマートフォンから操作したい | Dyson Cool CF1 |
| 羽根やガードを外さず手入れしたい | Dyson Cool CF1 |
The GreenFanは風の心地よさを中心に選ぶ人、Dyson Cool CF1は軽さと機能性を中心に選ぶ人に向いています。
どちらか一方がすべての面で優れているわけではありません。毎日どこで、何時間程度、誰が使うのかを具体的に考えることが重要です。
The GreenFanとDyson Cool CF1を7項目で比較
ここからは、価格、風の質、静音性と消費電力、設置性、移動性、操作性、お手入れと安全性の7項目に分けて詳しく比較します。
価格を比較
| 製品 | 公式価格表示 |
|---|---|
| The GreenFan | 39,600円 |
| Dyson Cool CF1 | 37,400円 |
調査時点の公式表示価格では、Dyson Cool CF1の方が2,200円低い設定でした。価格差だけなら比較的小さいため、本体価格だけで決めるより、必要な機能を含めて考えた方が判断しやすいでしょう。
The GreenFanをコードレスで使用するには、バッテリー&ドックとの組み合わせが必要です。本体とバッテリー&ドックのセットは、本体単体とは価格が異なります。
価格差よりも、コードレス対応の必要性やアプリ操作を使うかどうかを先に考えることが重要です。
風の質を比較
| 製品 | 風の特徴 |
|---|---|
| The GreenFan | 二重構造の羽根による、広く包み込むやわらかな風 |
| Dyson Cool CF1 | Air Multiplier技術による、ムラの少ないスムーズでパワフルな風 |
The GreenFanは、独自の二重構造の羽根で面のように広がる風を作る設計です。体へ長時間直接風を当てる使い方や、リビングでゆったり過ごす時間と相性がよいでしょう。
Dyson Cool CF1は、周囲の空気を巻き込みながら増幅し、なめらかな気流を送る設計です。勢いのある風を受けたい場面や、素早く涼感を得たい場合に候補になります。
自然な広がりを重視するならThe GreenFan、スムーズで力強い送風を重視するならDyson Cool CF1という違いがあります。
静音性と消費電力を比較
| 項目 | The GreenFan | Dyson Cool CF1 |
|---|---|---|
| 最小動作音の公式値 | 約10dB | 18.5dB |
| 最大動作音の公式値 | 記載なし | 42.8dB |
| 消費電力 | 1.5W〜20W | 最大30W |
The GreenFanは最小動作音約10dB、消費電力1.5W〜20Wとされています。特に低風量で長時間使う場合や、就寝中の使用を考えている人にとって確認しやすい特徴です。
Dyson Cool CF1は最小18.5dB、最大42.8dBとされ、ナイトモードではLCDディスプレイも消灯します。睡眠時の光が気になる人には便利な機能です。
消費電力の上限はThe GreenFanの方が低く、Dyson Cool CF1はナイトモードを含む睡眠向け機能が充実しています。
動作音の数値は測定条件が異なる可能性があるため、数値だけで単純に優劣を決めず、運転モードや設置距離も含めて考える必要があります。
サイズと設置性を比較
| 製品 | サイズ |
|---|---|
| The GreenFan | 幅330×奥行320×高さ871mm ショート時高さ497mm |
| Dyson Cool CF1 | 幅355×奥行147×高さ550mm |
The GreenFanは通常時の高さが871mmあり、一般的なリビング扇風機に近い使い方ができます。中間ポールを外すと高さ497mmのショートサイズになり、低い位置や棚の上などにも設置できます。
Dyson Cool CF1は高さ550mmで、奥行きは147mmです。幅は355mmあるため横幅の確認は必要ですが、前後方向のスペースを抑えたい場所では置きやすい形状です。
高さを使い分けたいならThe GreenFan、奥行きの浅い場所へ置きたいならDyson Cool CF1が考えやすいでしょう。
重量と移動のしやすさを比較
| 製品 | 本体重量 | 移動時の特徴 |
|---|---|---|
| The GreenFan | 約4.1kg | 別売のバッテリー&ドックでコードレス対応 |
| Dyson Cool CF1 | 1.8kg | 軽量で移動しやすい |
本体重量はThe GreenFanが約4.1kg、Dyson Cool CF1が1.8kgです。単純な持ち上げやすさでは、2kgを下回るDyson Cool CF1が有利です。
一方、The GreenFanは別売のバッテリー&ドックを組み合わせるとコードレスで使用でき、公式案内では最大20時間のバッテリー駆動に対応しています。
軽さを優先するならDyson Cool CF1、コンセント位置に縛られない使い方を求めるならThe GreenFanが候補になります。
操作性と風向調整を比較
| 製品 | 主な操作と調整 |
|---|---|
| The GreenFan | 4段階風量、1〜4時間切タイマー、左右それぞれ最大75度の自動首振り、首振り範囲設定 |
| Dyson Cool CF1 | ダイヤル操作、LCD表示、0度・15度・40度・70度の首振り選択、アプリによる遠隔操作やスケジュール設定 |
The GreenFanは4段階の風量調節と切タイマーを備え、独自の「どこでもターン」で首振り範囲を設定できます。一人だけに風を送りたい場合と、複数人へ広く届けたい場合を使い分けられます。
Dyson Cool CF1は本体のダイヤルとLCD表示に加え、MyDysonアプリから風量、首振り、ナイトモード、スリープタイマーなどを操作できます。1週間分のスケジュール設定にも対応しています。
シンプルな首振り範囲調整ならThe GreenFan、スマート操作の幅ならDyson Cool CF1が特徴的です。
お手入れと安全性を比較
| 製品 | お手入れ方法 | 構造上の特徴 |
|---|---|---|
| The GreenFan | ガードやファンを取り外し、水洗い可能な部品を洗浄 | 羽根とファンガードを備える |
| Dyson Cool CF1 | 円形パーツを乾いた布で拭く | 高速回転する羽根が露出しない設計 |
The GreenFanは、ファン、フロントファンガード、サイドガード、ガードホルダーなどを取り外して水洗いできます。細かく手入れできる反面、分解と再組み立ての工程があります。
Dyson Cool CF1は、円形パーツを乾いたきれいな布で拭く方法が案内されており、羽根やカバーを取り外す必要がありません。また、高速回転する羽根が露出しない構造です。
部品を洗って細かく清掃したいならThe GreenFan、日常の手入れを簡単にしたいならDyson Cool CF1が向いています。
The GreenFanとDyson Cool CF1をおすすめする人
7項目の比較結果をもとに、それぞれがどのような人に向いているか整理します。製品単体の性能だけでなく、毎日の使い方に合うかを基準に考えましょう。
The GreenFanがおすすめの人
The GreenFanが向いている人の特徴は次のとおりです。
- 長時間浴びやすいやわらかな風を重視する人
- 寝室やリビングで低風量運転を多く使う人
- 消費電力の低さを重視する人
- 通常サイズとショートサイズを使い分けたい人
- 別売バッテリーを使ったコードレス運転に魅力を感じる人
風を長時間受ける快適さを最優先する人にはThe GreenFanが合わせやすいでしょう。
一方、本体は約4.1kgあるため、階段を含めて何度も移動させる使い方では、重量を確認しておく必要があります。
Dyson Cool CF1がおすすめの人
Dyson Cool CF1が向いている人の特徴は次のとおりです。
- 軽い送風家電を部屋間で移動したい人
- 羽根のないデザインを重視する人
- 日常のお手入れ工程を減らしたい人
- スマートフォンから運転を操作したい人
- ナイトモードやスケジュール設定を活用したい人
軽さ、スマート操作、手入れの簡単さをまとめて重視する人にはDyson Cool CF1が選びやすいです。
ただし、風の感触は製品選びで好みが分かれやすい部分です。機能数だけで判断せず、使用距離や風量設定も想定して比較することが大切です。
使う場所で変わる3つの判断ポイント
スペック表だけでは決めにくい場合は、実際に使用する場面から考えると判断しやすくなります。代表的な3つの場面で整理します。
寝室で長時間使う場合
寝室では、最小運転音だけでなく、風の当たり方、表示灯、タイマーの使い勝手まで確認したいところです。
The GreenFanは、広がりのあるやわらかな風と最小動作音約10dBが特徴です。低い風量で長時間運転したい人に合わせやすい設計です。
Dyson Cool CF1はナイトモードでLCD表示を消灯でき、アプリではスリープタイマーの設定も可能です。
風のやわらかさならThe GreenFan、睡眠向けの操作機能ならDyson Cool CF1という見方ができます。
リビングで広く風を届けたい場合
The GreenFanは最大15m先まで風が届くと案内され、首振り範囲も用途に合わせて設定できます。家族が集まるリビングで、広い範囲へ風を送りたい場合に使いやすいでしょう。
Dyson Cool CF1も70度までの首振りを選択でき、夏の送風だけでなく、冷暖房時の空気循環にも利用できます。
広く包む風を中心に考えるならThe GreenFan、パワフルな気流と操作機能を組み合わせたいならDyson Cool CF1が候補です。
複数の部屋へ移動して使う場合
部屋間の移動が多い場合は、重量と電源の取り方を分けて考える必要があります。
Dyson Cool CF1は1.8kgのため、持ち上げて別の部屋へ運ぶ負担を抑えやすいです。一方、The GreenFanは約4.1kgですが、別売のバッテリー&ドックを使用するとコードレス運転が可能です。
持ち運ぶ軽さならDyson Cool CF1、移動後にコードをつながず使う自由度ならThe GreenFanという違いがあります。
The GreenFanとDyson Cool CF1の比較でよくある質問
The GreenFanとDyson Cool CF1を比較するときに迷いやすい点を、仕様と使い方の違いから整理します。
どちらもサーキュレーターとして使えますか
どちらも空気循環に利用できます。The GreenFanは最大風量で15m先まで風が届くと案内され、Dyson Cool CF1も夏の送風だけでなく、冬の暖房時を含めた空気循環への使用が案内されています。
静かなのはどちらですか
公式値ではThe GreenFanの最小動作音は約10dB、Dyson Cool CF1は最小18.5dBです。ただし、測定条件や使用する風量によって実際の聞こえ方は変わるため、最小値だけで単純比較するのは避けた方がよいでしょう。
コードレスで使えるのはどちらですか
The GreenFanは、別売のバッテリー&ドックを組み合わせることでコードレス運転が可能です。Dyson Cool CF1の公式仕様ではコード長1.8mとされているため、電源コンセントとの位置関係も考えて設置場所を決める必要があります。
スマートフォンで操作できますか
Dyson Cool CF1はMyDysonアプリに対応しており、風量や首振り、ナイトモード、スリープタイマーなどを操作できます。The GreenFanは4段階の風量調節や切タイマー、首振り範囲調整などを備えています。
お手入れが簡単なのはどちらですか
日常の手軽さを重視するならDyson Cool CF1が分かりやすいです。円形パーツを乾いた布で拭く方法が案内されており、羽根やカバーの取り外しは不要です。The GreenFanは複数の部品を取り外し、水洗いできる部分を洗浄できます。
価格差だけで選んでも問題ありませんか
価格差だけで決めるより、風の質、重量、操作方法、お手入れ方法まで確認した方が失敗を避けやすいです。調査時点の公式価格表示では差は2,200円でしたが、毎日の使い勝手には価格差以上に大きな違いがあります。
The GreenFanとDyson Cool CF1の比較結果
The GreenFanとDyson Cool CF1を7項目で比較すると、やわらかく広がる風、低い消費電力、サイズ変更やコードレス対応の選択肢を重視するならThe GreenFanが向いています。一方、軽量性、羽根のない構造、アプリ操作、日常のお手入れの手軽さを重視するならDyson Cool CF1が合わせやすいです。
選ぶときは、最小動作音や消費電力など一つの数値だけで決めず、寝室で長時間使うのか、リビングで広く風を届けたいのか、複数の部屋へ頻繁に移動するのかを考えることが大切です。価格や販売状況は変動する可能性があるため、購入時点の条件も含めて判断してください。
最終的には、風の心地よさを中心に考えるならThe GreenFan、軽さとスマートな操作性を中心に考えるならDyson Cool CF1という基準で絞り込むと、自分の生活スタイルに合う一台を判断しやすくなります。



