この記事では、BenQディスプレイのGW2790QTとGW2790を比較し、解像度やUSB-C、スタンド機能などの違いを整理します。
結論からいうと、作業効率やノートPC接続を重視するならGW2790QT、価格を抑えて27インチを使いたいならGW2790が候補です。
その理由は、同じ27インチでもWQHDとフルHD、USB-C給電の有無、スタンド調整の幅など、日常の使いやすさに関わる差が大きいからです。
BenQディスプレイGW2790QTとGW2790はどっちがいいか先に結論
BenQのGW2790QTとGW2790は、どちらも27インチのIPSパネルを採用したアイケアモニターです。
ただし、GW2790QTはWQHD・USB-C 65W給電・高さ調整に対応し、GW2790はフルHD・100Hz・シンプルな接続構成が特徴です。
比較表で先に違いを確認
まずは、主要な違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
| リフレッシュレート | 75Hz | 100Hz |
| 輝度 | 350cd/㎡ | 250cd/㎡ |
| USB-C | 65W給電対応 | 非対応 |
| スタンド調整 | 高さ調整、スイベル、ピボット対応 | チルトのみ |
| スピーカー | ノイズフィルタースピーカー 2W×2 | 2W×2 |
| マイク | ノイズキャンセル対応 | 記載なし |
| 重量 | 約8.4kg | 約5.0kg |
GW2790QTは、作業領域の広さやノートPCとの接続性を重視する人に向いています。
一方、GW2790はフルHDで十分な人や、HDMI・DisplayPort中心で使う人に選びやすいモデルです。
どっちを選ぶかの結論
選び方を短くまとめると、次のようになります。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 文字の見やすさや作業領域 | GW2790QT |
| USB-C 1本でノートPC接続 | GW2790QT |
| 高さ調整や縦置き | GW2790QT |
| 動画や軽いゲームのなめらかさ | GW2790 |
| 価格を抑えた27インチ | GW2790 |
| モニターアーム前提 | GW2790も候補 |
ノートPCと組み合わせて仕事用に使うならGW2790QT、シンプルな27インチモニターとして使うならGW2790が選びやすいです。
どちらもアイケア機能を備えていますが、接続性とスタンド機能まで含めると、使い勝手には差があります。
BenQディスプレイGW2790QTとGW2790を7項目で比較
ここからは、GW2790QTとGW2790の違いを7項目で詳しく比較します。
公式仕様を確認すると、特に差が大きいのは解像度、USB-C、スタンド調整、音声まわりです。
解像度の違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| 解像度 | 2560×1440 | 1920×1080 |
| 画素密度 | 109ppi | 82ppi |
| 向いている用途 | 文章作成、表計算、複数ウィンドウ作業 | Web閲覧、動画視聴、一般作業 |
GW2790QTはWQHD解像度なので、フルHDよりも作業領域を広く使えます。
27インチで文章作成や表計算をするなら、WQHDのGW2790QTは文字の精細さと作業領域の広さを両立しやすいです。
GW2790はフルHDなので、表示倍率を大きくしなくても文字を見やすい反面、複数ウィンドウを並べる用途では作業領域がやや限られます。
USB-Cと接続端子の違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| HDMI | 1系統 | 2系統 |
| DisplayPort | 1系統 | 1系統 |
| USB-C | 1系統、65W給電対応 | 非対応 |
| DP出力 | MSTデイジーチェーン対応 | 非対応 |
| USBハブ | USB-A×3、USB-C下り×1 | 非対応 |
GW2790QTはUSB Type-Cによる65W給電、DisplayPort Alt Mode、データ転送に対応しています。さらにDP出力によるMSTデイジーチェーンやUSBハブ機能も備えています。
ノートPCを使う人にとっては、映像出力と給電をUSB-C 1本にまとめやすい点がGW2790QTの大きな強みです。
GW2790はHDMIが2系統あるため、PCやゲーム機など複数機器をHDMIでつなぎたい人には扱いやすい構成です。ただし、USB-C給電やUSBハブ目的ならGW2790QTを選ぶ方が合っています。
スタンド調整の違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| チルト | -5°〜20° | -5°〜20° |
| スイベル | 左右20° | 記載なし |
| ピボット | 90° | 記載なし |
| 高さ調整 | 110mm | 記載なし |
GW2790QTは、チルトに加えてスイベル、ピボット、高さ調整に対応しています。
長時間作業するなら、目線に合わせて高さを調整できるかどうかは使いやすさに直結します。
GW2790はチルトのみなので、画面の高さを細かく合わせたい場合はモニター台やモニターアームを検討する必要があります。
リフレッシュレートの違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| リフレッシュレート | 75Hz | 100Hz |
| 応答速度 | 5ms | 5ms |
| 向いている用途 | 仕事、資料作成、Web会議 | Web閲覧、動画、軽いゲーム |
GW2790のリフレッシュレートは100Hz、GW2790QTは75Hzです。
スクロールや動画視聴のなめらかさを重視するなら、100Hz対応のGW2790の方が体感しやすい場面があります。
ただし、どちらもゲーミング特化モデルではありません。仕事用や普段使いを前提に、解像度と接続性を重視するか、なめらかさと価格感を重視するかで選ぶのが現実的です。
スピーカーとマイクの違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| スピーカー | ノイズフィルタースピーカー 2W×2 | 2W×2 |
| ヘッドフォンジャック | あり | あり |
| マイク | ノイズキャンセル対応 | 記載なし |
| 向いている用途 | Web会議、オンライン授業、在宅ワーク | 通常の音声再生 |
GW2790QTはノイズフィルタースピーカーとノイズキャンセルマイクを搭載しています。GW2790も2W×2スピーカーとヘッドフォンジャックはありますが、公式仕様上、マイクの記載は確認できません。
Web会議やオンライン授業で使うなら、マイクまで内蔵したGW2790QTの方が周辺機器を減らしやすいです。
一方、外部マイクやヘッドセットを使う予定なら、GW2790でも大きな不便は感じにくいでしょう。
アイケア機能の違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| フリッカーフリー | 対応 | 対応 |
| ブライトネスインテリジェンスGen2 | 対応 | 対応 |
| ブルーライト関連 | ブルーライト軽減プラス | ブルーライト軽減 |
| カラーユニバーサルモード | 対応 | 対応 |
| ePaperモード | 対応 | 対応 |
| アイリマインダー | 対応 | 対応 |
両モデルとも、BenQのアイケア系機能を備えています。
目の負担を抑えたいという目的なら、どちらを選んでも基本的なアイケア機能は押さえられます。
ただし、ブルーライト関連の表記はGW2790QTが「ブルーライト軽減プラス」、GW2790が「ブルーライト軽減」となっているため、細かい機能名まで気になる場合は購入前に公式仕様を確認しましょう。
サイズと重量の違い
| 比較項目 | GW2790QT | GW2790 |
|---|---|---|
| 外形寸法 | 424.7〜534.3×614.0×238.5mm | 449×612×182mm |
| 本体重量 | 約8.4kg | 約5.0kg |
| ベースなし重量 | 約5.5kg | 約4.5kg |
| VESAマウント | 100×100mm | 100×100mm |
GW2790QTは高さ調整スタンドを備えるため、GW2790より本体重量が重めです。
設置場所を頻繁に変えるなら、軽くて奥行きも抑えやすいGW2790の方が扱いやすいです。
一方、GW2790QTはスタンド機能が充実しているため、重量が増える代わりに姿勢に合わせた調整がしやすくなっています。
BenQディスプレイGW2790QTがおすすめな人
GW2790QTは、作業効率やノートPC連携を重視する人に向いています。
特に、USB-C搭載ノートPCを使っている人や、デスク周りのケーブルを減らしたい人には魅力が大きいモデルです。
おすすめなのは、次のような人です。
- 27インチでWQHD解像度を使いたい人
- ノートPCをUSB-C 1本で接続したい人
- モニターからPCへ給電したい人
- Web会議用にマイク内蔵モデルを選びたい人
- 高さ調整やピボットで姿勢に合わせたい人
- 仕事や学習で長時間使う人
GW2790QTは、単に画面がきれいなだけでなく、接続性や姿勢調整まで含めて作業環境を整えやすいモデルです。
BenQディスプレイGW2790がおすすめな人
GW2790は、シンプルに27インチのアイケアモニターを使いたい人に向いています。
フルHDで十分、USB-Cは不要、価格を抑えたいという人なら、GW2790の方が候補にしやすいです。
おすすめなのは、次のような人です。
- フルHD解像度で十分な人
- HDMI接続を多めに使いたい人
- USB-C給電を使わない人
- 100Hzのなめらかさを重視したい人
- 価格を抑えて27インチを導入したい人
- モニターアームを使う予定の人
GW2790は、派手な機能よりも基本性能と扱いやすさを重視する人に合っています。
モニターアームを使う場合はスタンド調整の弱点も補いやすいため、設置環境によっては十分選択肢になります。
購入前に確認したい3つの注意点
GW2790QTとGW2790を選ぶ前に、確認しておきたい注意点があります。
仕様だけで選ぶと、接続端子や設置環境で後悔することがあるため、使い方に合わせて確認しましょう。
USB-Cを使うならPC側の対応も確認する
GW2790QTはUSB-C 65W給電に対応していますが、PC側が映像出力に対応したUSB-Cである必要があります。
すべてのUSB-C端子が映像出力に対応しているわけではないため、DisplayPort Alt Mode対応の有無は事前に確認しておくと安心です。
また、ノートPCの必要電力が65Wを超える場合、充電速度や動作条件に注意が必要です。
27インチフルHDの見え方を確認する
GW2790は27インチでフルHDのため、文字サイズは見やすい一方で、近距離では粗さを感じる場合があります。
作業領域の広さを求めるならGW2790QT、文字を大きめに見たいならGW2790という考え方もできます。
普段の視聴距離や用途によって印象が変わるため、可能なら店頭やレビュー画像で表示感を確認しましょう。
価格は販売店や時期で変わる
価格は時期や販売店、セール状況によって変わります。
GW2790QTは機能が多い分、GW2790より高くなりやすい傾向がありますが、セール時には差が縮まることもあります。
価格だけで判断せず、USB-C、解像度、スタンド調整を追加費用に見合う価値として使うかを基準にすると選びやすいです。
BenQディスプレイGW2790QTとGW2790の比較でよくある質問
BenQディスプレイGW2790QTとGW2790を選ぶときに迷いやすいポイントを整理します。
GW2790QTとGW2790の一番大きな違いは何ですか?
大きな違いは、解像度、USB-C給電、スタンド調整です。GW2790QTはWQHD、USB-C 65W給電、高さ調整やピボットに対応しています。GW2790はフルHDで、USB-Cは非対応、スタンド調整はチルト中心です。
仕事用ならGW2790QTとGW2790のどちらが向いていますか?
文章作成、表計算、Web会議、ノートPC接続を重視するならGW2790QTが向いています。WQHDで作業領域が広く、USB-C接続やマイク内蔵も仕事向きです。
動画視聴や軽いゲームならどちらが良いですか?
リフレッシュレートを重視するなら100Hz対応のGW2790が候補です。ただし、解像度や接続性も重視するならGW2790QTも選択肢になります。
GW2790QTはモニターアームに対応していますか?
はい。GW2790QTはVESA 100×100mmに対応しています。GW2790も同じくVESA 100×100mmに対応しています。
GW2790にUSB-Cはありますか?
公式仕様上、GW2790の接続端子はHDMI 1.4×2とDisplayPort 1.2×1で、USB-Cの記載はありません。USB-C給電を使いたい場合はGW2790QTを選ぶ必要があります。
どちらもアイケア機能はありますか?
はい。どちらもフリッカーフリー、B.I. Gen2、カラーユニバーサルモード、ePaperモード、アイリマインダーなどに対応しています。細かい表記や認証はモデルごとに異なるため、最新仕様は公式情報で確認しましょう。
BenQディスプレイGW2790QTとGW2790の違いまとめ
BenQディスプレイGW2790QTとGW2790は、同じ27インチでも選ぶ基準がはっきり分かれます。
作業効率、USB-C給電、Web会議、スタンド調整を重視するならGW2790QTがおすすめです。フルHDで十分、HDMI中心、価格を抑えたいならGW2790が選びやすいでしょう。
選ぶときは、解像度だけでなく、USB-Cを使うか、モニターの高さを調整したいか、ノートPCと組み合わせるかまで確認することが大切です。
価格や在庫、同梱品、販売条件は変わる可能性があるため、購入前には最新の公式仕様や販売ページを確認してから判断しましょう。



