この記事では、ブラザーカラーレーザー複合機のMFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWの違いを、購入前に迷いやすいポイントに絞って比較します。
結論からいうと、印刷枚数が多く給紙拡張や低ランニングコストを重視するならMFC-L8730CDW、価格や設置しやすさを重視するならMFC-L3780CDWが候補です。
その理由は、両機種ともA4カラー複合機として基本機能は近い一方で、給紙枚数、ADF枚数、印刷コスト、本体サイズに選び方を左右する差があるためです。
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWの違いを先に結論
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWは、どちらもプリント、コピー、スキャン、ファクスに対応したブラザーのA4カラー複合機です。
ただし、使う枚数が多い職場向けか、省スペースで導入しやすいモデルを選びたいかで向き不向きが変わります。
比較表で先に違いを確認
まずは、購入判断に関わりやすい違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年2月下旬予定 | 2023年10月中旬 |
| 片面印刷速度 | カラー・モノクロ約31枚/分 | カラー・モノクロ約30枚/分 |
| ランニングコスト | カラー約17.8円/枚、モノクロ約2.3円/枚 | カラー約19.3円/枚、モノクロ約3.2円/枚 |
| 給紙枚数 | 標準250枚、手差し50枚、最大800枚 | 標準250枚、手差し30枚、最大280枚 |
| ADF枚数 | 最大80枚 | 最大50枚 |
| 本体サイズ | W404×D473×H460mm | W410×D462×H401mm |
| 重量 | 約25.6kg | 約21.6kg |
表を見ると、MFC-L8730CDWは印刷コストと給紙拡張、MFC-L3780CDWは本体の扱いやすさに強みがあります。
大量印刷や複数人利用を想定するならMFC-L8730CDW、限られたスペースで使うならMFC-L3780CDWが選びやすいです。
どっちを選ぶかの結論
迷ったときは、月間の印刷量と用紙補充の頻度で考えると判断しやすくなります。
| 重視するポイント | おすすめ機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 印刷枚数が多い | MFC-L8730CDW | ランニングコストが低く、最大給紙枚数も多い |
| 用紙補充の手間を減らしたい | MFC-L8730CDW | オプション増設で最大800枚まで対応できる |
| 本体価格を抑えたい | MFC-L3780CDW | 公式通販の通常価格表示ではMFC-L8730CDWより低め |
| 設置スペースを抑えたい | MFC-L3780CDW | 高さと重量が抑えられている |
| 両面スキャンを使いたい | どちらも候補 | どちらもADF使用時の両面同時スキャンに対応 |
MFC-L8730CDWは新しいモデルで、印刷速度・ランニングコスト・給紙拡張に余裕があります。
一方で、MFC-L3780CDWも基本機能は充実しており、設置性や価格を重視する事務所では十分候補になります。
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWを7項目で比較
ここからは、MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWの違いを7項目で詳しく見ていきます。
スペック差だけでなく、実際の使い方にどう影響するかまで確認しておきましょう。
発売時期の違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年2月下旬予定 | 2023年10月中旬 |
| 位置づけ | 新しいビジネスエントリーカラー複合機 | コンパクトなカラー複合機 |
MFC-L8730CDWは2026年発表の新しいモデルで、MFC-L3780CDWより後に登場した機種です。
新しいモデルを選びたい、長く使う前提で導入したい場合はMFC-L8730CDWが有利です。
ただし、MFC-L3780CDWも7年または規定ページ数の製品寿命が案内されているため、基本機能だけで見れば古すぎる機種というわけではありません。
印刷速度の違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| カラー片面印刷 | 約31枚/分 | 約30枚/分 |
| モノクロ片面印刷 | 約31枚/分 | 約30枚/分 |
| コピー速度 | 片面カラー・モノクロ約31枚/分 | 片面カラー・モノクロ約30枚/分 |
印刷速度はMFC-L8730CDWが約31枚/分、MFC-L3780CDWが約30枚/分で、差は大きくありません。
数枚から十数枚の印刷が中心なら、体感差は出にくいでしょう。
一方で、毎日まとまった枚数を印刷する環境では、わずかな速度差よりも給紙枚数やランニングコストの差が効いてきます。
ランニングコストの違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| カラー印刷コスト | 約17.8円/枚 | 約19.3円/枚 |
| モノクロ印刷コスト | 約2.3円/枚 | 約3.2円/枚 |
| 向いている使い方 | 印刷枚数が多い職場 | 印刷枚数がほどほどの環境 |
ランニングコストは、MFC-L8730CDWのほうがカラー・モノクロともに低く案内されています。
月間の印刷枚数が多いほど、MFC-L8730CDWの低ランニングコストが効きやすいです。
ただし、実際のコストは印刷内容、トナー価格、用紙、使用環境によって変わります。本体価格だけでなく、消耗品まで含めて見ておくことが大切です。
給紙枚数と拡張性の違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| 標準用紙トレイ | 250枚 | 250枚 |
| 多目的トレイ | 50枚 | 30枚 |
| 最大給紙枚数 | 800枚 | 280枚 |
| 増設トレイ | 2段まで増設可 | 非対応 |
給紙性能は、両機種の大きな違いです。
MFC-L8730CDWは標準トレイ250枚に加えて、多目的トレイ50枚、さらに増設トレイを使うことで最大800枚まで対応できます。
MFC-L3780CDWは最大280枚のため、少人数利用や印刷頻度が高すぎない環境に向いています。
ADFとスキャン速度の違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| ADF枚数 | 最大80枚 | 最大50枚 |
| 両面同時スキャン | 対応 | 対応 |
| カラー読み取り速度 | 約28ページ/分、両面約56ページ/分 | 約21ページ/分、両面約32ページ/分 |
| モノクロ読み取り速度 | 約28ページ/分、両面約56ページ/分 | 約27ページ/分、両面約56ページ/分 |
どちらもADF使用時の両面同時スキャンに対応しています。
ただし、ADF枚数はMFC-L8730CDWが最大80枚、MFC-L3780CDWが最大50枚です。
契約書や申込書など複数枚の原稿をまとめて読み取る機会が多いなら、ADF枚数の多いMFC-L8730CDWが便利です。
本体サイズと重さの違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| 外形寸法 | W404×D473×H460mm | W410×D462×H401mm |
| 重量 | 約25.6kg | 約21.6kg |
| 設置性 | 高さと重量に注意 | 比較的置きやすい |
幅はMFC-L8730CDWのほうがわずかに小さい一方で、高さと重量はMFC-L3780CDWのほうが抑えられています。
棚やカウンター下に置く場合は、高さの差が重要になることがあります。
設置場所が限られている場合は、寸法だけでなく、前面操作や用紙補充に必要なスペースも合わせて確認しましょう。
価格と在庫確認の違い
| 項目 | MFC-L8730CDW | MFC-L3780CDW |
|---|---|---|
| 公式通販の通常価格表示 | 90,200円 | 69,300円 |
| 価格の見方 | 本体価格は高めだがランニングコストは低め | 本体価格を抑えやすい |
| 注意点 | 在庫や販売価格は変動する | 在庫や販売価格は変動する |
公式通販の通常価格表示では、MFC-L3780CDWのほうが低めです。
ただし、プリンターは本体価格だけでなく、トナー代や印刷枚数によって総コストが変わります。
初期費用を抑えるならMFC-L3780CDW、長期の印刷コストまで見るならMFC-L8730CDWという考え方がしやすいです。
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWをおすすめする人
ここまでの比較をふまえると、どちらが優れているかではなく、使う環境に合うかどうかが重要です。
印刷枚数、設置場所、原稿読み取りの頻度を基準に選ぶと失敗しにくくなります。
MFC-L8730CDWがおすすめな人
MFC-L8730CDWは、印刷枚数が多い事務所や店舗、複数人で共有する環境に向いています。
- 毎月の印刷枚数が多い人
- 用紙補充の手間を減らしたい人
- ADFで大量の原稿を読み取りたい人
- ランニングコストを重視する人
- 新しいモデルを長く使いたい人
特に、カラー資料や請求書、帳票などを継続的に印刷する環境では、ランニングコストと給紙拡張の差が効きやすいです。
本体価格は高めでも、業務量が多いなら候補に入れる価値があります。
MFC-L3780CDWがおすすめな人
MFC-L3780CDWは、基本機能を押さえつつ、導入費用や設置しやすさを重視したい人に向いています。
- 本体価格を抑えたい人
- 小規模オフィスや自宅兼事務所で使いたい人
- 大量印刷よりも省スペース性を重視する人
- 最大280枚の給紙で足りる人
- コピー、スキャン、ファクスを1台にまとめたい人
日常的な書類印刷が中心で、用紙補充の頻度が大きな負担にならないなら、MFC-L3780CDWでも十分使いやすいでしょう。
少人数利用なら、MFC-L3780CDWは機能と価格のバランスが取りやすい選択肢です。
購入前に確認したい3つの注意点
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWを選ぶときは、スペック表だけで決めないことも大切です。
販売状況や消耗品、設置場所まで確認しておくと、購入後のミスマッチを減らせます。
販売価格と在庫は変わる
プリンター本体の販売価格や在庫は、販売店や時期によって変わります。
公式通販の通常価格表示は参考になりますが、実際の購入時には家電量販店やECサイトで価格が変動している場合があります。
また、在庫切れや取り寄せになることもあるため、急ぎで必要な場合は納期も確認しましょう。
消耗品の型番と印刷コストを確認する
本体価格が安くても、トナー交換の頻度が高いと長期コストが上がることがあります。
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWでは対応するトナー型番が異なるため、購入前に消耗品の価格と入手性を確認しておきましょう。
印刷枚数が多い人ほど、本体価格よりもトナー代を含めた総額で比較することが重要です。
設置スペースと搬入経路を確認する
カラーレーザー複合機は、家庭用インクジェット複合機より本体が大きく重くなりがちです。
机や棚に置く場合は、本体寸法だけでなく、用紙トレイの開閉、背面排紙、電源ケーブル、電話線やLANケーブルの取り回しも見ておきましょう。
MFC-L8730CDWは重量が約25.6kgあるため、設置場所によっては2人以上での設置を想定したほうが安心です。
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWの違いでよくある質問
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWを比較するときに、購入前に迷いやすい疑問をまとめました。
Q1. MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWの一番大きな違いは何ですか?
A1. 大きな違いは、給紙枚数、ADF枚数、ランニングコストです。MFC-L8730CDWは最大給紙枚数800枚、ADF最大80枚で、印刷枚数が多い環境に向いています。MFC-L3780CDWは最大給紙枚数280枚、ADF最大50枚で、設置しやすさや導入費用を重視する人に向いています。
Q2. 印刷速度はどちらが速いですか?
A2. MFC-L8730CDWはカラー・モノクロともに約31枚/分、MFC-L3780CDWはカラー・モノクロともに約30枚/分です。差は小さいため、通常利用では速度差よりも給紙枚数やランニングコストを重視したほうが選びやすいです。
Q3. ランニングコストが安いのはどちらですか?
A3. 公式情報のランニングコストでは、MFC-L8730CDWのほうが低めです。カラーは約17.8円/枚、モノクロは約2.3円/枚と案内されています。MFC-L3780CDWはカラー約19.3円/枚、モノクロ約3.2円/枚です。
Q4. 両面スキャンはどちらも使えますか?
A4. どちらもADF使用時の両面同時スキャンに対応しています。ただし、ADF枚数はMFC-L8730CDWが最大80枚、MFC-L3780CDWが最大50枚なので、原稿をまとめて読み取る頻度が高いならMFC-L8730CDWが便利です。
Q5. 小規模オフィスならどちらがおすすめですか?
A5. 印刷枚数が少なめで、設置スペースや本体価格を重視するならMFC-L3780CDWが選びやすいです。一方で、将来的に印刷枚数が増える、複数人で共有する、給紙補充を減らしたい場合はMFC-L8730CDWを検討するとよいでしょう。
Q6. 価格だけで選んでも大丈夫ですか?
A6. 価格だけで選ぶと、トナー代や用紙補充の手間を見落とすことがあります。印刷枚数が多いなら、MFC-L8730CDWの低ランニングコストや給紙拡張が結果的に使いやすい場合があります。印刷頻度が高くないならMFC-L3780CDWでも十分候補になります。
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWの違いをふまえた選び方
MFC-L8730CDWとMFC-L3780CDWは、どちらもA4カラー複合機として必要な基本機能を備えています。違いを大きく分けると、MFC-L8730CDWは大量印刷と業務利用の余裕、MFC-L3780CDWは導入しやすさと省スペース性が魅力です。
印刷枚数が多い、給紙補充を減らしたい、ADFで原稿をまとめて読み取りたいならMFC-L8730CDWが向いています。反対に、少人数利用で本体価格や設置しやすさを重視するならMFC-L3780CDWが選びやすいです。
最終的には、本体価格だけでなく、印刷枚数、トナー代、設置場所、在庫状況まで含めて比較しましょう。購入前に販売店や公式情報で最新条件を確認しておくと、導入後の後悔を減らせます。


